純情ロマンチカ 11話『好きこそものの上手なれ』

テロ組の話なのに、妙にヒロさんについての言及が多い感想になってしまいました（笑）。だってヒロさんが可愛かったんだもん！

宮城が心の中に踏み込ませないし踏み込まないのは、かつて愛した“先生”が亡くなってしまうという経験があったから。失って辛い思いをするなら、最初から何も得ようとしない方がいい、という事ですよね。そこにズカズカと入り込んで来る忍ちんを見ていると、過去の自分を思い出してイライラする、と。

その忍ちんは、向き合おうとしない宮城に、「俺を抱いてみろ！」と強硬手段に出ました！忍ちんの挑発には乗らない宮城ですが、逆に「お前から誘ってみろ」と。ここの台詞変わりました。…ですよねー(笑)。まあ、あれをアニメでやるのは無理と分かっていましたが、その後に「なんでそこまでする」と言われても、いや、大したことしてないよ？とか思ってしまいました(＾＾；
結局、忍ちんが強がっているのを知って、何もしない宮城。ん？アニメではキス以上の事は本当に何もしてないっぽいですね。布団かぶせられてる忍ちんが可愛かった！忍ちんは、「ごめんなさい」と言って部屋を出て行きました…。

そして宮城の前に姿を現さなくなった忍ちん。「忍ちんが、姿を見せなくなりました」という独白の言い方がいい！何故か忍ちんの事で頭がいっぱいな宮城は、気持ちが整理できずに、ヒロさんに喩え話に見せかけて相談を…。“年下の人に訳もわからず好きだーと追い掛けられて…”という状況はヒロさんも同じでしたからね！自分の経験と重ねてるヒロさんが可愛いー！
「いっいいいんじゃないんですか」
とか、
「そういう事でぐるぐるしてる段階で、実はもう好きになってんですよ」
の言い方が可愛すぎる！特に“もう好きになってんですよ”が良かった！ありがとう、イトケン！そしてセーター姿もとても可愛かったです。後半で着てた紫色のセーターはどうしようかと思いましたが(笑)。テロ恒例ヒロさんののろけタイムを満足させて頂きました！
そういえば、ヒロさんが自分の事を言われてると勘違いして暴れるシーンで「ついうっかりが６年も続いて…」の台詞がなくなってました。あの台詞、混乱してるヒロさんらしいといえばヒロさんらしいのですが、野分が聞いたら悲しむだろうなーと思ってたので、アニメスタッフ、ナイス判断。

姿を見せなくなっていた忍ちんでしたが、ノートを取りに宮城の家へ来ていたところを宮城とバッタリ。忍ちんと話をしようと一生懸命な宮城が、普段とは少し違う感じでいいですね。そして、忍ちんが宮城を運命の人だと思った理由が明らかに…。不良に絡まれたところを助ける以前に、図書館で本に埋もれて幸せそうにしてる宮城を見て好きになっていた忍ちん。そこを、助けられてこれは運命なんだ！と思うようになったというのがすごく忍ちんらしいです(笑)。
もういい、と言って出て行こうとする忍ちんを思わず引き止める宮城ですが、何も言えず…。

しかし翌日、学部長から忍ちんがオーストラリアに帰るていう話を聞いてしまい、空港に向かいます！宮城にとっては、“先生”への想いを裏切る事になるのでは？という考えをまだ完全に振り払う事はできないようですが、それでも「お前を好きになってみようと思った」というのは一歩前進。そう言われて泣いちゃう忍ちんが可愛かったです。

……やっぱり消化不良だー！テロ組の真髄はこの後なのに～～！二期ないとテロファンの暴動が起こりそうです(笑)。

Cパートは前回の続き。本当にキャベツ炒め弁当キター！しかも三段重ね(笑)！宮城、頑張って食べてあげてね。ここでのヒロさんは、黒いワイシャツで腕まくり。メイン話でもないのに、服が色々替わって楽しいです。

そして次回最終回の文字に、最終回だと知っていながら動揺。淋しすぎる…。