純情ロマンチカ 12話『袖すりあうも他生の縁』

最終回です。淋しいです！
テロリストの介入(笑)で、ロマ組の話がどこまで進んでいたのか一瞬忘れてました。美咲を孝浩が引き取るかどうか騒動でしたね。

宇佐見秋彦大てんてーの素晴らしい脚色で、美咲は兄の為に、もっと大人になりたい、とウサギさんに泣いてすがった事になってました(笑)。美咲の気持ちに心打たれた孝浩は、美咲をウサギさんに預けたままにする事にしてくれました。あまりの脚色っぷりに打ちのめされてる美咲（ポメラニアン。笑）が可愛い。「物事は結果が美しければ問題ない」と言った時のウサギさんはかっこいい！

そんな中、ウサギさんが菊川賞を受賞した事を角先輩に聞かされた美咲。角先輩の気持ちを知ってると、台詞一つ取っても意味深だな～。受賞した事も知らないし、受賞作も読んでないし、おめでとうも言えなかった美咲は、ウサギさんの為に何かできる事を探しますが、参考にした純愛ロマンチカのような事をできるはずもありません(笑)。そこへ、ウサギ兄から花束が…。

授賞式から帰って来たウサギさんに花束の事を伝え、家族の事について尋ねるも、「関係ない」と言われてしまう美咲。恋人なら関係ないという事はない、と怒る美咲は可愛いです。美咲はウサギさんについて知らない部分が多すぎるから、不安なんですよね。それでも、自分が踏み込んではいけないところまで踏み込んでしまったと気付いて退くのは、美咲のいい所でもあり、悪い所でもあり…。

そんな美咲にウサギさんはウサギ兄の話や家族の話をしてくれます。無理矢理聞き出そうとしていたわけではない美咲は、受賞のお祝いの話を持ち出し、プレゼントとかはないけど、「おめでとうございます」の一言を言いました。それを聞いて本当に嬉しそうな顔して、美咲を抱きしめるウサギさん。美咲の事で嬉しそうな顔をするウサギさんが大好きです！ウサギさんが欲しい物として挙げたのは、美咲の予想通り『美咲』(笑)。相変わらずロマ組は濃厚ですな！キスの時の美咲っつーかタカピロ色っぽ過ぎるよー！この濃厚さを少しでもアニメのエゴ組に分けてはくれないものか…。

いつもみたいにウサギさんに流さて与えられるままではいけない、と考えた美咲が取った行動は、ウサギさんを押し倒す事！「俺からやる」といいつつ手が震えちゃってるのは、忍ちんとはまた違った可愛さがあります。…ってどこまでやるのーっ？！本気で焦りました(笑)。結局、ウサギさんにかなうはずもなく、いつも通りになってしまいました(＾＾；

その後、美咲がお風呂から上がると、床にずらりと並べられた純愛ロマンチカ…。ウサギさんが趣味と妄想と実益を兼ねて書いた小説で美咲が勉強する事を止めはしない、とニッコリ笑顔のウサギさんでした(笑)。

Ｃパートには遂にトレトレまでアニメに登場！美咲、そんな雑誌を外に投げ捨てちゃ駄目ーっ！
「同居人が口を聞いてくれなくなったんだ…」とヒロさんに相談するウサギさんのおかげで、アニメの締めの台詞がヒロさんになりました！ありがとうウサギさん！

アニメから見始めて、原作を集め、小説を買い、サイトまで作ってしまう…と私に道を踏み外させた（笑）作品が終わってしまいました～(；；)。毎週一番の楽しみだったのに、これからは何を楽しみにすればいいの？！もっとアニメで見たいエピソードがいっぱいあるよ！二期を切実に希望します！

余談ですが、アニメ感想系ブログを見ていると、男性の方で純ロマアニメの感想を書いている方が何人かいるのですが、意外と男性でも楽しんで見ているのが面白かったです。「最初はネタ的な意味で見始めたのに毎週楽しみになってしまった」とか、「忍が本当に可愛く見えて困る」とか、「うっかり原作を全巻揃えてしまった」とか、男性をも引きずり込んだのはやっぱりストーリーとキャラのパワーですかね。