GF e-side
純情エゴイストへの愛を散らかし中。
2008'05.17.Sat
―――長い間、ずっと焦がれていて、欲しかった言葉がある。
たった一言。
そのたった一言がもらえれば、俺は報われると知っている言葉。
同時に、永遠にもらえないという事も嫌という程分かっていた言葉。
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2008'05.16.Fri
どうしてこうなったか分からないけれど、リビングのソファに座っていた俺に、ヒロさんが寄りかかって本を読んでいる。
背中を向けられているので、表情は分からない。ヒロさんは『くっつきたい』だの『抱きしめて欲しい』だの死んでも言わない人だけど、これは俺とくっついていたいと思ってくれていると思っていいのだろうか。
背中を向けられているので、表情は分からない。ヒロさんは『くっつきたい』だの『抱きしめて欲しい』だの死んでも言わない人だけど、これは俺とくっついていたいと思ってくれていると思っていいのだろうか。
2008'05.16.Fri
ヒロさんと待ち合わせをすると、大体俺の方が遅れて待ち合わせ場所に着く。
いつものように俺が「遅れてすみません」と謝ると、いつものようにヒロさんは「別に大して待ってないし」とうそぶく。
嘘ばっかり。
冬は体が冷え切っているのを知ってるし、夏は平気そうな顔をしていても汗びっしょりになっているのを知っている。それを指摘したりしたら、ヒロさんが暴れ出すのは目に見えているので、言えないけど。
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